塗装方法

・スプレー塗装
［ 加工工程／ガラス ］
1.生地を除電エア洗浄し、表面の異物を取り払います。
2.治具に容器をセットしてラインにのせ、塗料をスプレーガンで吹き付けます。
3. UV照射または熱乾燥炉を通し、塗装を固化させます。

［ 加工工程／樹脂 ］
1.生地を除電エア洗浄し、表面の異物を取り払います。
2.治具に容器をセットしてラインにのせ、材質によっては密着性を上げるために、プライマー塗布等の前処理を行った後、スプレーガンで塗料を吹き付けます。
3. UV照射または熱乾燥炉を通し、塗装を固化させます。

・静電塗装
容器と塗料に微弱な電気を帯びさせ塗装する方法。

 

塗装例

 

ガラス・樹脂ともにトップコートにマット剤を入れることで、マット調の仕上がりも可能です。(写真左が通常の塗装、右がマット調)

塗装の種類

パール

パール（真珠）のような光沢を醸し出す顔料です。その発色は、マイカ等にコーティングした酸化チタン等の膜厚の差などが光の屈折率の差を生み出し、そこから生じる多重反射によるものです。 塗装では、必要に応じてベース色とパールの塗装工程を分けることが可能なので、立体感のある美しいパール発色を得ることができます。

パール着色

パール塗装

その他の顔料・仕様

 メタシャイン®

フレーク形状のガラスを基材とし、その表面に金属や金属酸化物をコーティングすることで美しい光沢を表現する高輝性無機顔料です。 写真は、黒色にメタシャイン®（シルバー）を加えています。

ミラー調

ミラー調の特殊塗料を使用し、キャップの内側に超薄膜で均一にスプレー塗装することにより、表面側から見ると、まるで蒸着やミラーのようにつややかで光沢感のある仕上がりになります。 キャップの内側という通常は蒸着が難しい形状に対しても加飾が可能です。

カラーストリーム®

人工的に合成されたシリカフレークを基材とし、これに酸化チタンや酸化鉄のコーティングを施した顔料です。 見る角度によって色の変化が楽しめます。 既存の偏光パターンからお選びいただけます。 カラーバリエーションが可能です。（濃色の上に塗装すれば、より偏光がはっきりします） 

ソフタッチ塗装

しっとりとした感触を演出する塗装です。 従来のフロスト調塗装 に比べてソフトで膜厚があり、ゴムのような質感で、滑り止めとしても活用できます。 淡色であればカラーバリエーションも可能です。（ 濃い着色剤を混ぜてしまうと質感を損ないます。）

アコースティックレザー塗装

紫外線カット塗装

トップコートにUVカット剤を添加して塗装することができます。 また従来よりも紫外線カット率を高めた 「高紫外線カット塗料」*もあり、紫外線A波（UV-A）の波長385nmで99.9％カット、400nmで99.6％カットします。高紫外線カット塗装は、透明ボトルに塗装した場合、淡いグリーン色（写真）となります。 カラーバリエーションも可能です。
＊ガラスのみ対応。
※内容物により選定されることをおすすめします。

グラデーション塗装

内面塗装