ECO PROJECT
エコプロジェクト
CO2削減剤 green nano2024年12月18日
対応する材質
- ダイレクト PET / PE
- インジェクション PET / PP / PE / ABS
- エクストリュージョン(押出) PE
- コンプレッション PE
燃焼時のCO2排出量を評価
燃焼時にCO2を削減する技術グリーンナノは、従来の原料に3%添加することで燃焼時のCO2を抑制する効果があります。環境負荷を軽減させる日本発の技術です。『グリーンナノ』を用いた製品は、落下・加工性・外観も従来の製品と比べて、問題ありません(当社比)。従来の製品と同様に使用できます。
※ CO2の削減率は商品組成や配合率により異なります。
※ 従来の金型・成形機で成形できます。
※ 必ず試作にてご確認ください。
CO2削減剤のメカニズム
・一般製品:プラスチックは熱せられると可燃性ガスが発生します。この中に含まれる「C:炭素」は空気中の「O2:酸素」と結びついて「CO2:二酸化炭素」となります。
・グリーンナノ製品:グリーンナノの炭化促進剤が「C」と「O2」が結びつく前に「C」を炭化物に固定します。その結果CO2の発生が抑制されます。
燃焼時発生CO2の削減シミュレーション
1,000万本/16gの容器にグリーンナノを入れ、CO2削減量を60%と仮定した場合
A 通常プラスチックの焼却時のCO2排出量: 366,400kg
B グリーンナノ入りの焼却時のCO2排出量: 146,560kg
AーB = 219,840kg < 杉の木 約15,000本が1年間に吸収するCO2量に相当!
計算仮定
- ・PET1gが完全燃焼した場合のCO2発生量 : 2.29g(分子量より計算)
- ・杉の木1本が1年で吸収するCO2量 : 14kg
- ・グリーンナノにより、削減されるプラスチックからの排出CO2の割合 : 60%
- ・50年生人工杉林1ha当たりの杉の本数約900本(林野庁HP から試算)