「あったらいいなぁ」を叶えるフリーブレンド工法
「こんな容器ができたらいいのに」や「こんな素材があれば解決するのに」など一度は考えたことありませんか? 例えば「プラスチックでありながら陶器のような手触り」みたいに。 今回グラセルからご紹介するフリーブレンド工法は皆様のこれまでの夢を現実に、課題を解決に導きます。 是非、皆様の「あったらいいな!」をグラセルにご相談ください。
フリーブレンド工法とは
「フリーブレンド工法」はプラスチック原料をベースレジン(樹脂)に、お客様の夢や課題を解決する素材(私たちは「目的材」と呼びます)を配合することにより新たな素材を作りだす技術です。例えば「プラスチックでありながら陶器のような質感が欲しい」など、プラスチックの良いところは残しながら、陶器の質感を実現させる素材を配合することにより2つの特性を持つ特別な樹脂で容器を作ることができます。このようにベースレジンに目的に沿った「目的材」を配合することで、プラスチックに新たな機能を持たせ課題を解決に導きます。
より陶器に近い質感が欲しい
陶器粉の配合率をあげることにより、陶器に最も近い質感、硬度、音の要求を叶えた陶器配合プラスチック
長い期間芳香を持続させたい
香料の粉体化を行い、樹脂への配合を実現することで、6ヶ月以上芳香性能が保たれる素材が誕生。*使用環境による
どうやってつくるの?
フリーブレンド工法は、一般的なプラスチック製造とは異なりプラスチック原料をペレット化はしません。プラスチックの元原料も配合する目的材もパウダー状にして混ぜ合わせ、そのままダイレクトに成形します。*ペレットとは、粒状の形をした樹脂のことを指します。 フィルムや成形品の原料となるものです。 ポリエチレン 、ポリプロピレン 、ポリスチレンなどが成形される前の形態はペレットの形をしています。
↑従来のプラスチック成形 ↑フリーブレンド工法
特長① 配合する素材の選択肢が広い
これまでは配合する素材もペレット状にする必要があり、配合できる素材に限りがありましたが、フリーブレンド工法ではパウダー状で混ぜ合わせるため、配合できる素材が大幅にひろがりました。(=パウダー状にできれば配合できる!)
特長② 高い配合率
ペレット状では高い配合率が困難でしたが、パウダー状では概ね50%以上(最大80%)の高い割合で配合することが可能です。
様々なブレンド素材
①美容成分配合
容器にも”美容成分配合”という新しい発想。容器の原料にまで美容成分を自由に配合できるようになりました。 今までになかった斬新な発想で商品への更なる付加価値をご提案致します!また容器からも、水分との融合により美容成分が溶け出します。
②環境課題を製品に
ベースレジンをポリプロピレン(PP)とし、籾殻・ホタテ殻など配合し環境素材対応型製品として、銅を配合することにより抗菌効果のある製品化を実現しました。
③さまざまな業界視点からの製品化も
グラセルスタッフは皆さんのパートナーです!ご相談はこちら
第一精工舎
フリーブレンド工法は、株式会社第一精工舎様の特許技術です。このたびご縁があり弊社グラセルにてフリーブレンド工法の技術を使用した容器や製品の企画販売を行いますが、そもそも第一精工舎様はフリーブレンド工法の産みの親として化粧品容器以外にも様々な業界やアイテムで世の中の問題解決に取り組んでおられます。ホームページ(https://www.f-b-i.co.jp/)での紹介はもちろんのこと、動画にて様々な切り口・視点での情報発信をされています。とても参考になりますし、とても楽しいサイトなので一部こちらでご紹介いたしますね。是非ご覧くださいませ。
①2030にむけてSDGsの取り組み |
②注目!万能トング |
③かき殻くん!絵本 |
④もみ殻くん!絵本 |